「パチンコ店でのブラックな7年間」パチンコ店の闇を暴露

 

こんにちは! かつやんです。

 

私は4年ほど前まで田舎のパチンコ店で7年間働いていました。私が入った当初は1円パチンコ・5円スロットがブームになり始めの頃で低玉貸しコーナーは大賑わいだが4円パチンコ・20円スロットは「ガラ~ン」としているお店でした。

 

私はこのパチンコ店に入る前は派遣で工場勤務してましたが派遣先の業績悪化でクビになり転職活動を始めました。当時は特にやりたいこともなく、趣味でパチンコをしていた時にパチンコ店で働くベスト姿の店員さんを格好いいと思ったのと、ただ単にラクそうだなぁという甘い考えでアルバイトから入社しました。

 

パワハラが日常的にある】

 

しかし実際に働いてみると体育会系の上司、先輩が多く初日から「圧力」を感じていました…。そこで変だとは気づいていたのですが、他にやりたい仕事もありませんでしたので、なんとか我慢して続けていこうと思っていました。

 

 

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始めのうちは同じ時期に入ったアルバイトもいたので私への被害は少なかったのですが徐々に一人辞め…二人辞め…と辞めていきました。それもそのはずで、ある一部の上司や先輩は、ちょっとしたミスや間違いをアラ探ししてはインカム越しに怒号が飛び交う、そんな状況でしたので辞めていくのも当たり前な状況でした。

  

もはやお客様の為に働いているのではなく、上司や先輩に怒られないように働ている感じで奴隷のような毎日でした…。

 

そんな毎日を送って1年…2年…と過ぎていき3年目ごろにアルバイトから正社員へ上がらないか?という話がきました。

この頃の私は、完全に思考停止していて上司の言われるがままの奴隷人間となっていたので選択肢はもはや一つ、ドロ沼にさらに足を突っ込む選択のみでした。

 

 【早出・残業の手当てが付かない】

 

晴れて正社員になることができましたが、さらに辞めずらい状況に自分から追い込んでいました。仕事量や覚えることがアルバイトの頃より増えて時間内では終われず早出や残業でこなしていましたが、もちろん手当は付いていませんでした。

 

それでも他の社員は当たり前のように早出・残業をしていて私も、いつしか当たり前のように何時間も前に出勤したり、何時間も残業して時には休日も仕事をするときもありました。やらなければ怒られるという「恐怖」と変な「責任感」を植え付けられ日々追い込まれていき、この頃すでにキャパオーバーしていたのか精神的プレッシャーで手が震えるようになっていました…。

 

すっかり洗脳しきった私は5年目を迎えた頃、管理職へのお誘いがきました。「断るのなら辞めろ」という雰囲気の中、私には断る勇気が無く気持ちとは裏腹に管理職になることを決めました。断った人は上司に無視をされたり圧力をさらに掛けられ退職に追い込まれている人を何人も見てきたので断ることなどできませんでした。

 

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管理職になると、さらに仕事量と責任だけが増え、生活のほとんどが仕事でした。それでも、努力すればいつか報われると信じていました。

しかし働けど働けど状況が良くなることはなく、上を見ても店長は早番だろうが休みだろうが閉店後は必ず出勤し辛そうに仕事をしているのを見て私は、ある日を境に無給で働いていることにバカバカしさを感じるようになってしまい、この会社にいたら一生幸せになれないと気づきました。

 

その日以来、私は洗脳が解けて7年目にしてようやく異常な働き方をしていたことに気づき退職することを決め、ちょうどその頃、新しい店長に変わったばかりの時だったので圧力をかけられることもなく気持ちよく退職することができタイミングが良かったと思っています。

 

【最後に】

 

この記事を書いている最中も当時のことを思い出し、胃が締め付けられる思いになりました。精神的に追い込まれる場面や時には暴力を振るわれる場面もありました。

 

しかしブラック企業では「できないお前が悪い」の一言で片付けられ暴力が問題視されることはありませんでした。

 

ブラック企業は異常なことが当たり前かのように洗脳されて奴隷のように扱われ使えなくなったら捨てて、また新しい人間を洗脳して…を繰り返して生き残っています。

 

ブラック企業で働く人の中にも色々な理由で辞められないことが多いかもしれませんがそこでいくら努力をしても報われることはないということに、一人でも多くの人に気づいてもらい、時には「逃げる勇気」も必要だよ!ということを自分の経験と共にお伝えすることが出来ればと思い、記事を書きました。

 

この記事を見て一人でも多くの人がブラック企業から抜け出し、幸せな生活が送れる「きっかけ」になってもらえれば幸いです。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます。